今年も残り1ヶ月を切りました。寺岡のショッピングモールではクリスマスの飾りもお正月の飾りもどちらも売られていました。どちらの準備もしなければならないこの時期は、皆さんとても忙しいですよね。
さて、いよいよ冬到来!仙台では初雪を観測し、これから本格的に雪が降る日も出てくるでしょう。当スクールの講師Amandaの出身国であるカナダは、ご存知のように冬の寒さが厳しく、ウィンタースポーツがかなり盛んです。そこで今回は、カナダの寒さ事情やウィンタースポーツについてご紹介します。
カナダでは地域にもよりますが、真冬はマイナス40度を記録することもあるようです。ただ、寒さの度合い日本と異なり、カナダのマイナス40度は体感的に日本の0度と同じくらいの寒さだといいます。カナダの内陸部は海からの冷たい風の影響はほとんどなく、日本のように海から吹く湿った風の方が寒く感じるようです。
ウィンタースポーツはどうでしょうか。カナダでは、どのスポーツの中でも断トツにアイスホッケーice hockeyが人気だそうです。ホッケーは芝生などで行うフィールドホッケーもありますが、カナダではアイスホッケーの方が一般的なので、カナダの人が言うhockeyはほとんどアイスホッケーを意味するようです。
カナダでは歩き始めた子どもが氷の上でも歩く練習をするほど、幼いころから氷に親しんでいます。4,5歳の男の子のほとんど全員がアイスホッケーの体験をするそうです。そのような幼い子は転んでもケガをしないよう、パッドがたくさん詰め込まれたスキーウェアを着るとのことです。地区のチームに所属する子どもは、早朝に起きて朝の練習をしてから学校に行き、週末は遠くの地区まで移動して試合をするなど、アイスホッケーに生活のほとんどを捧げます。女の子も幼い頃にフィギュアスケートを始める子も多く、カナダでは氷上のスポーツがいかに人気なのかがうかがえます。
日本では野球やサッカー、バスケットボールなどのプロのチームが各地域にあり、いずれもとても人気ですが、カナダでそれに値するのがアイスホッケーといえます。カナダの人のアイスホッケーへの情熱が伝わってきます。
これから寒さや雪に悩まされる方も多いと思いますが、ウィンタースポーツの体験や観戦を楽しみながら元気に冬を過ごしたいですね。