寒さの厳しい日々が続いていますが、穏やかな天気の日が多い紫山です。よく晴れた土曜の朝に、スクールの近くの公園で目一杯遊んでから親子レッスンに参加した生徒様もいらっしゃいました。公園でもスクールでも親子での触れ合いを存分に楽しんでいたようです。
さて、今回は英語の家庭学習についてお話しします。学校や英会話教室で学んだことは、しっかりと自分のものにしたいですよね。そこで今回は、学習したことを効率よく定着させるための方法をご紹介します。
まず家庭での学習で大切なのは、レッスンで学んだことを思い出しながら復習することです。時間がないときは、レッスンで取り組んだテキストやプリントを見返したり、単語を発音したりするだけでも効果的です。学んだことをそのままにせず、短時間でもレッスン内容を振り返ることが重要です。
復習のときにはぜひCDなどの音声データを活用しましょう。最近はCDだけでなく、テキスト専用のアプリやウェブサイトなどテキストの音声が聞けるものがついていることが多くなっています。また、テキストの各ページに二次元コードが表示されていて、スマートフォンで読み込むと動画や音声が視聴できるものもあります。レッスンで学んだ発音を家庭でも正確に再現するためにも、音声データを積極的に活用しながら発音の練習をしてみましょう。
音声データを活用する際は、発音をリピートする以外にも様々な方法があります。音声を聞きながら、それに対して少し遅れて読み上げるシャドーイング(Shadowing)は、集中して音声を聞くことになるのでとても鍛えられます。また、音声から聞こえる発音を真似て発音するので、より正確な発音の習得が期待できます。シャドーイングに慣れてきたら、音声と同時に読み上げるオーバーラッピング(Overlapping)という方法もお勧めします。ネイティブと同じスピードで読むことで、文章全体のイントネーションなども分かり、スピーキング力の向上にもつながります。
以上のような家庭学習の積み重ねは、学んだことを定着させるのに効果的です。レッスンでの学びを確実に自分のものにして、新しいことをどんどん吸収していきましょう。