英語がもっと伝わる!日本人が気をつけたい表現のポイント

 雨の日が多い時期になってきました。先日のレッスン後には「ひょう」が降っていて、帰ろうとしていた生徒様も驚いていました。数分後には普通の雨粒に戻りましたが、氷の粒が地面や車の窓ガラスを叩きつけていて、異様な光景が広がっていた紫山です。

 さて今回は、日本人が間違いやすい英語の表現について見ていきます。以前のコラムでも英語での会話のコツをご紹介しましたが、会話の中で文法や表現が間違っていると、相手に正しく伝わりません。間違っていても伝えようとする意欲はもちろん大切ですが、勘違いを生まないためにも、より正確な表現を使うことが求められます。今回は日本人だからこそ陥りやすい部分をご紹介します。

まずは「否定の表現で聞かれた時の返答」について見ていきます。例えば日本語のやりとりで、「今雨は降っていないですよね」の質問に対して「はい、降っていないです」「いいえ、降っています」というように表現すると思います。

「降っていない」のが正しいので「はい」、「降っていない」ことが誤りなので「いいえ」と答えると思いますが、このまま英語で当てはめると逆の意味になってしまいます。

“It’s not raining now, right?”

 “Yes, it is.” →降っている

“No, it isn’t.” →降っていない

 このように、英語ではYes・Noは「質問に対して」ではなく、「続く内容が肯定か否定か」で決まります。そのため、日本語と同じ感覚で答えると、逆の意味になってしまうことがあります。否定で聞かれた際は、答え方に注意しましょう。

 

 続いては「見る」という動詞の使い分けについて見ていきます。一般的に「見る」といえばsee/ watch/ lookという動詞が思い浮かぶと思いますが、それぞれの意味合いは少し異なります。それぞれのイメージと例文は以下の通りです。

 see:自然と目に入るような「見る」 例)I see a dog running in the park.

 watch:テレビや映画、スポーツの試合など動きのあるものを「じっと観る」 例)I watch TV every night.

 look:意識して視線を向けるような「見る」 例)Look at the sky!

 このように、表現したい内容に合わせて動詞を使い分けることで、相手にも正しく伝わります。使い分けを身につけることは大変ですが、例文を繰り返し発音するなどして、意味合いをしっかりと自分の中に落とし込むようにしましょう。

 第二言語として英語を学ぶ私たちにとって、英語特有の表現や単語をネイティブのように習得するには、時間がかかると思います。私たち日本人なりの覚え方で、正確な文章表現を目指しましょう!