英文を書くときはどんなことに気を付ける?

 4月に入り、ようやく春らしい暖かな日も増えてきました。実沢から紫山へ向かう途中の桜並木も、日を追うごとに花が開いてきているようです。満開になる日が待ち遠しいですね。

 さて今回は、英語の単語や文章を書くことについてお話しします。英語を学んでいく中で、ある程度長い文章を書く場面が増えていくと思います。学校の試験や検定試験の英作文問題だけでなく、メッセージカードに英文を添えたり、海外の人に手紙を書いたりすることもあるかもしれません。その際はきれいに読みやすい書き方をすることが求められるでしょう。今回のコラムでは、英文を書く際に忘れがちなポイントや読みやすくなるコツをご紹介します。

 まずは英文の最初の単語は、必ず大文字から始まります。大文字を書く際は小文字との区別がつくよう、大きさのバランスを考えましょう。特に“C”や “S”など大文字と小文字で同じ書き方をするものは気を付けるべきです。他にも人や場所の名前など、文章の途中でも大文字から始まることがあります。

 大文字と小文字の正しい書き方を身につけるために、罫線が入った用紙や英作文の練習帳を使うのをお勧めします。罫線に従って書くことで、それぞれの文字の書き始める位置や高さを正しく覚えられると思います。

 次に、単語と単語の間のスペースを適度に空けるのを意識しましょう。狭すぎても広すぎても読みにくいので、小文字の0.5~1文字くらいを目安にスペースを取ってみましょう。

 また、文章の途中で出てくるコンマ(,)や文末につけるピリオド(.)などの付け忘れは、英検の英作文などでも減点の対象となってしまいます。コンマとピリオドの違いが読み手にも分かるよう、くっきりと書くようにしましょう。

 そして書き終わったとしても最後に見直す習慣を身につけ、読みやすい文章になっているか確かめることも大事です。文章が曲がっていないか、スペルミスはないか、消しゴムで消したときに他の文字まで消えていないか、など確認するポイントはたくさんあります。読み手になったつもりで、自分の書いた文章を客観的にチェックしましょう。

以上のようなことを思い出しながら、堂々と自信をもって英文を書いてみましょう!